2013年 07月 12日
クレマチスのケア・病害虫対策 |
続いて病害虫防除について私がしていることを記します。
クレマチス栽培に関する本などでは、冬季に石灰硫黄合剤を何度か散布するようにと記載されていますが、私はそれはしていません。
詳しく調べたわけではないのですが、何となく強い薬剤のイメージがあること、また我が家は大変込み合ったところにあるとても小さな家なので、近隣の方へご迷惑になるのでは、と思ってしまいまして・・・。
園芸店の方に聞いてみると、そんなことはなく、ホームセンターに普通に並んでいる薬剤と何ら変わりはない、とのことなのですが。
・・・ともあれ、私が使っているのはホームセンターで入手できる害虫対策用、病気対策用の薬剤、それぞれ複数種です。
それぞれ複数ある薬剤の中からその都度、前回とは違う薬剤を一つずつ選んで規定どおり希釈し、展着剤を少し入れて手動のポンプ式スプレーで噴霧します。
害虫はクレマチスの場合あまり神経質にならなくても大丈夫かと思い、適用にアブラムシがあるものを適当に選んでいますが、
病気対策用には必ずうどん粉病に効くものを選ぶようにしています。
注意書きをよく読むと、「予防のみ」、「罹患初期のみ」、「予防・治療とも可」、「治療のみ」などいろいろありますので、症状に合わせて選んで使っています。
うどん粉病はフロリダ系以外の全ての系統に出ますが、やはりテキセンシス系にひどく、次いでインテグリフォリア系、あとは罹りやすさに大差ない印象です。
薬剤散布は冬から春の芽出し前に2~3回、芽を出し葉を展開するようになってからもなるべく2~3週間おきにするようにしています。
気をつけなければいけないのは、花、特に白い花に薬剤がかかると褐変してしまうものがあるということです。
薬剤を混ぜているため、どの薬剤に反応したのかが特定できないのですが、やはり花弁にはかからないように注意するに越したことはないと思います。
花弁を避けて散布したせいで、避けた花の周りの葉だけ見事にうどん粉病になってしまった例を今年見ました。
薬、効くんですね。
透明な不気味な粘液とともに葉が食べられているのを時々見ますがこれはナメクジ。
市販の、土にまいて食べさせるタイプの薬が効きます。
たくさん出てきてびっくりすることがありますが、念のためさらに「泡で氷殺」させてもらったりも・・・。
以前KNK先生の園芸講座に参加させていただいたときに以下の注意をされました。
・薬は土にもまく。
・土にばら撒いて根から吸収させる浸透タイプの薬は1メートル(すみません、50センチだったか?詳細は失念)ぐらいまでしか吸い上げることが出来ないのでクレマチスには無効。
・耐性ができてしまうことがあるので薬剤は最新のものを。
・病気対策と害虫対策は別なので、両方の薬が必要。(←混合不可でないか確認の上。)
殺虫薬剤といっても、被害をそれ以上拡大しないために使うもの、一回の使用で全滅させるようではそれは劇薬ですから、・・・とお話されていたのが印象に残っています。
ある程度は共存を覚悟しないといけないのかもしれません。
クレマチス栽培に関する本などでは、冬季に石灰硫黄合剤を何度か散布するようにと記載されていますが、私はそれはしていません。
詳しく調べたわけではないのですが、何となく強い薬剤のイメージがあること、また我が家は大変込み合ったところにあるとても小さな家なので、近隣の方へご迷惑になるのでは、と思ってしまいまして・・・。
園芸店の方に聞いてみると、そんなことはなく、ホームセンターに普通に並んでいる薬剤と何ら変わりはない、とのことなのですが。
・・・ともあれ、私が使っているのはホームセンターで入手できる害虫対策用、病気対策用の薬剤、それぞれ複数種です。
それぞれ複数ある薬剤の中からその都度、前回とは違う薬剤を一つずつ選んで規定どおり希釈し、展着剤を少し入れて手動のポンプ式スプレーで噴霧します。
害虫はクレマチスの場合あまり神経質にならなくても大丈夫かと思い、適用にアブラムシがあるものを適当に選んでいますが、
病気対策用には必ずうどん粉病に効くものを選ぶようにしています。
注意書きをよく読むと、「予防のみ」、「罹患初期のみ」、「予防・治療とも可」、「治療のみ」などいろいろありますので、症状に合わせて選んで使っています。
うどん粉病はフロリダ系以外の全ての系統に出ますが、やはりテキセンシス系にひどく、次いでインテグリフォリア系、あとは罹りやすさに大差ない印象です。
薬剤散布は冬から春の芽出し前に2~3回、芽を出し葉を展開するようになってからもなるべく2~3週間おきにするようにしています。
気をつけなければいけないのは、花、特に白い花に薬剤がかかると褐変してしまうものがあるということです。
薬剤を混ぜているため、どの薬剤に反応したのかが特定できないのですが、やはり花弁にはかからないように注意するに越したことはないと思います。
花弁を避けて散布したせいで、避けた花の周りの葉だけ見事にうどん粉病になってしまった例を今年見ました。
薬、効くんですね。
透明な不気味な粘液とともに葉が食べられているのを時々見ますがこれはナメクジ。
市販の、土にまいて食べさせるタイプの薬が効きます。
たくさん出てきてびっくりすることがありますが、念のためさらに「泡で氷殺」させてもらったりも・・・。
以前KNK先生の園芸講座に参加させていただいたときに以下の注意をされました。
・薬は土にもまく。
・土にばら撒いて根から吸収させる浸透タイプの薬は1メートル(すみません、50センチだったか?詳細は失念)ぐらいまでしか吸い上げることが出来ないのでクレマチスには無効。
・耐性ができてしまうことがあるので薬剤は最新のものを。
・病気対策と害虫対策は別なので、両方の薬が必要。(←混合不可でないか確認の上。)
殺虫薬剤といっても、被害をそれ以上拡大しないために使うもの、一回の使用で全滅させるようではそれは劇薬ですから、・・・とお話されていたのが印象に残っています。
ある程度は共存を覚悟しないといけないのかもしれません。
by clemagarden
| 2013-07-12 20:48
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Comments(2)
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by
setsukocookie at 2013-07-27 19:59
石灰硫黄合剤は効くという話、私もバラのサイトで読みました。でもフェンスなど金属にかかると錆びるという話があったので、ちょっと抵抗がありますね…。私も劇薬は使いたくないので、ある程度の病気や害虫は自然の現象として受け入れています。一番怖いのは、根っこを食べ尽くして枯死に至らしめるコガネムシの幼虫…バラの場合、一鉢に2匹いたらもう絶望的らしいです(>_<)
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clemagarden at 2013-07-28 14:45
うちもコガネムシの幼虫にやられた(と思われる)株があります。地植え株ですが、大きな幼虫と成虫を株もとで見たのできっと根を食べ尽くされたのではないかと・・・。1年目元気に開花したのに、以降はかろうじて十数センチ伸びるだけ。アバンギャルドという可愛い花です。もう一回花見たいなぁ・・・(涙)。