2013年 07月 16日
クレマチスのケア・剪定 |
クレマチスのケア、最後は剪定について。
一般マニュアルに従って系統別に強剪定、中剪定(任意剪定)、弱剪定をしています。
我が家では弱剪定品種は少なく、ベルオブウォキング・スペシャルオケージョンぐらいで、あとは全て強剪定か任意剪定です。
強剪定品種に関しては特に問題ないのですが、いや、強いて言えば、
気を確かに持って決然と臨む、
ということが重要といえば重要な点でしょうか。
迷うのが任意剪定の仕方です。
どうでもいい、と言われても、やはりここは無理なく無駄なくそこそこ合理的にやりたいと思うのが人情と言うもの。
私は任意剪定を、つるの寿命を基準に考えるようにしています。
つるの寿命は3年と言いますが、我が家のクレマチス3年余り見ていて、確かに、大体そんなものかな、と感じます。
3年切らずに残しておいたつるは、たいていぼろぼろになって枯れてますから。
・・・ということは、3年経つ前につるを更新していけばとりあえずは大丈夫ということになりますので、具体的には、
つるが複数ある場合、2年ぐらい経っていそうな古そうな枝は強剪定、
というのが方針です。
古そうな枝は、たいてい太くて力強くて、花を次もいっぱい咲かせてくれそうで、根元から切ってしまうのは実にもったいないし、
あとに残されるのがひょろり~んとした頼りない細い若いつるだとさすがに不安でいっぱいになりますが、
でも、もってもあとちょっとなんだから、と自分に言い聞かせ、ばっさりいってます。
ここで、
古いつるから新芽を伸ばしたものは立ち枯れが多く、新しいつるから新芽を伸ばしたものは少ない、
などともっともらしいことを言えればいいのですが、うーん、今年キャロラインは古つる・新つる両方とも全部地上部が枯れてしまったので、そうとも言えない。
キャロラインはその後一応新芽を出していますので株全体が枯死したわけではない模様。
自分で勝手につるを全部更新することに決めたのでしょうか。
そうとしか思えない経過をたどっている品種がほかにもいくつかあります。
植物なのに、何か意思のような、こうなろう、という戦略を持っているように見えます。
ともあれ、つるの寿命が3年であること、このことをちゃんと分かっていてケアしているのですから、いいんです。最悪枯死する結果となってしまったとしても。
実力があればどういう剪定をされようとも地中から芽を出すはず。
芽を出さず枯死してしまうことがあればそれは剪定の拙さのせいではないのです。
心穏やかにクレマチスと付き合うためには逃げ道も必要なのだと私は思います・・・。
一般マニュアルに従って系統別に強剪定、中剪定(任意剪定)、弱剪定をしています。
我が家では弱剪定品種は少なく、ベルオブウォキング・スペシャルオケージョンぐらいで、あとは全て強剪定か任意剪定です。
強剪定品種に関しては特に問題ないのですが、いや、強いて言えば、
気を確かに持って決然と臨む、
ということが重要といえば重要な点でしょうか。
迷うのが任意剪定の仕方です。
どうでもいい、と言われても、やはりここは無理なく無駄なくそこそこ合理的にやりたいと思うのが人情と言うもの。
私は任意剪定を、つるの寿命を基準に考えるようにしています。
つるの寿命は3年と言いますが、我が家のクレマチス3年余り見ていて、確かに、大体そんなものかな、と感じます。
3年切らずに残しておいたつるは、たいていぼろぼろになって枯れてますから。
・・・ということは、3年経つ前につるを更新していけばとりあえずは大丈夫ということになりますので、具体的には、
つるが複数ある場合、2年ぐらい経っていそうな古そうな枝は強剪定、
というのが方針です。
古そうな枝は、たいてい太くて力強くて、花を次もいっぱい咲かせてくれそうで、根元から切ってしまうのは実にもったいないし、
あとに残されるのがひょろり~んとした頼りない細い若いつるだとさすがに不安でいっぱいになりますが、
でも、もってもあとちょっとなんだから、と自分に言い聞かせ、ばっさりいってます。
ここで、
古いつるから新芽を伸ばしたものは立ち枯れが多く、新しいつるから新芽を伸ばしたものは少ない、
などともっともらしいことを言えればいいのですが、うーん、今年キャロラインは古つる・新つる両方とも全部地上部が枯れてしまったので、そうとも言えない。
キャロラインはその後一応新芽を出していますので株全体が枯死したわけではない模様。
自分で勝手につるを全部更新することに決めたのでしょうか。
そうとしか思えない経過をたどっている品種がほかにもいくつかあります。
植物なのに、何か意思のような、こうなろう、という戦略を持っているように見えます。
ともあれ、つるの寿命が3年であること、このことをちゃんと分かっていてケアしているのですから、いいんです。最悪枯死する結果となってしまったとしても。
実力があればどういう剪定をされようとも地中から芽を出すはず。
芽を出さず枯死してしまうことがあればそれは剪定の拙さのせいではないのです。
心穏やかにクレマチスと付き合うためには逃げ道も必要なのだと私は思います・・・。
by clemagarden
| 2013-07-16 16:18
|
Comments(2)
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by
setsukocookie at 2013-07-27 20:22
う〜ん、やっぱりこの剪定がいちばん難しいですね…。
剪定の時期は初夏と冬、と書かれているものがほとんどですが、
それ以外の時期に「この枝伸び過ぎだから」とか「ここ混み合い過ぎているから」っていう理由でチョキンと切るのはいけないのでしょうか??ずっと疑問で、いつかお聞きしようと思ってました〜
剪定の時期は初夏と冬、と書かれているものがほとんどですが、
それ以外の時期に「この枝伸び過ぎだから」とか「ここ混み合い過ぎているから」っていう理由でチョキンと切るのはいけないのでしょうか??ずっと疑問で、いつかお聞きしようと思ってました〜
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by
clemagarden at 2013-07-28 15:10
風通しを良くしておきたいので、葉が混み合いすぎたところは葉だけ切ってすかしたりしてます。テキセンシス系、インテグリフォリア系はほんとにうどんこ病がひどくて。
風通しよく、を心掛け、薬剤散布していてもうどんこ病はなかなか封じこめないのですが・・・。
「伸び過ぎだから」を理由につるを切ることは私はしていませんが、枝先が細すぎるなどで蕾が望めない様子だと蕾のある節までを残して先を切ったりはしてます。
私の基準は「花が望めるか否か」です。
あと、思い通りに誘引するためにぐるぐる巻きの葉柄を切ってしまうことはしょっちゅうやってます。これは全く問題ないですよ~。
風通しよく、を心掛け、薬剤散布していてもうどんこ病はなかなか封じこめないのですが・・・。
「伸び過ぎだから」を理由につるを切ることは私はしていませんが、枝先が細すぎるなどで蕾が望めない様子だと蕾のある節までを残して先を切ったりはしてます。
私の基準は「花が望めるか否か」です。
あと、思い通りに誘引するためにぐるぐる巻きの葉柄を切ってしまうことはしょっちゅうやってます。これは全く問題ないですよ~。